「音楽の授業づくりジャーナル」10号を発行しました
特集「ペンタトニックの広がり3」
【実践報告】
- ほたるの光をもとに旋律を作ろう
- Amazing Grace をもとに:旋律に合う響きを考えよう
- メヌエット:自分たちのメヌエットをつくろう
【ペンタトニックの広がり 3】
- 明治の洋楽受容史と五音音階
- 雅楽の音階に関する一考察
- ふしづくり一本道におけるペンタトニック
- 音楽療法におけるペンタトニックの位置付け
【実践報告】
【ペンタトニックの広がり 3】
今号も,音楽教育と創造性に関わる新たな地平を開く論文,5編が掲載されています。下にURLを貼り付けますので,ぜひお読みいただければ幸いです。
本誌は今年で創刊10年となりました。これまでにご執筆いただいた方々,お読みいただいた方々のお力添えのおかげです。
現在,50カ国以上,2千数百人の方々に読まれており,本号の発行により,さらに多くの方々にお読みいただけることを期待しています。
この後,日本語の「音楽の授業づくりジャーナル8号」もまもなく発行されますので,楽しみにお待ちください。
今後ともよろしくお願いいたします。
「新しい音楽教育を考える会」で出版している「音楽の授業づくりジャーナル」7号が,2022年10月に発行されました。ペンタトニック(五音音階)がJ-POPをはじめとするポピュラー音楽,日本の民謡や伝統音楽,世界中の音楽にどれほど広がっているのか,そしてそれらがどんなふうに日本の学校教育で実践されているのかを,多様な角度から見ていきました。
本号は次の3部分に分かれています。
【実践報告】
小学校,中学校,ブラスバンド,特別支援学校での4つのペンタトニック にもとづいた実践を紹介。
【さまざまな音楽に広がるペンタトニック:教材化への提言】
8人の音楽家がそれぞれの専門の音楽を紹介し,その教材化について提言。
【講演記録】
岡田猛氏(東京大学)による「創造的イマジネーションの育成」の記録。
ペンタトニックをあらためて見直すことによって,いかにそれらが私たちの音楽にとって大切なものであるかを実感していただき,これからの音楽教育に生かしていきたいと思います。
坪能由紀子
音楽の授業づくりジャーナル7号編集代表
新しい音楽教育を考える会代表理事
2022年3月に上記ジャーナルのvol.9が発行されました。特集名は“Everyone can Create Music”(誰にでもできる音楽づくり)です。SDGsの“No one will be left behind”というキーワードとも関わりを持つと考えられるこの特集では,楽器の演奏技術や読譜力ではなく「創造性」を育てることこそに目を向けよう!という,このジャーナル発行元の「新しい音楽教育を考える会」の理念がそのまま反映されています。みなさまにお読みいただければ幸いです。
坪能由紀子
International Journal of Creativity in Music Education 編集長
「新しい音楽教育を考える会」代表理事
「音楽の授業づくりジャーナル」6号,特集:Creative Musicと作曲家が発刊されました。今回はストラヴィンスキーの「兵士の物語」を皮切りに,森田泰之進,菅裕,糀場富美子,そして最後にフィリピンのLa Verne de la Penaさんの作品をもとにして,小学校,中学校の子どもたちが果敢に音楽づくりに挑戦しています。
ぜひご覧ください。
「音楽の授業づくりジャーナル」6号リンク
https://www.icme.jp/journal/